コラム 試験勉強の追い込み

中間テストを来週に控え、生徒たちは中間テストの追い込みに入っていると思います。

早いところでは今日から部活動が停止になると思います。

そうなると、今まで部活動で思うように勉強ができなかった人も勉強をするようになるため、ここからが本当の勝負だと思う人が多いようです。


しかし、この追い込み、すべての人に対して果たして良い結果が生まれるのでしょうか。


もちろん、追い込み自体を否定するわけではありません。

今まで以上に勉強をすることには大きな意味があります。

マラソンなんかでもラストスパートという言葉があるように、一発逆転を狙ってきます。


ただ、マラソンでのラストスパートとは練習に練習を重ねてきた選手が、今まで走ってきた努力に加え、あと少しというところで最後の力を振り絞ることです。


これはマラソンだけでなく、競馬や競輪の世界でも同じだと思います。

つまり、追い込みを行うためにはそのための準備がしっかりしていることが条件です。

スタートラインでずっと立ち止まっている人は、どんなに優れた才能を持って追い込んだとしても間に合わないでしょう。


追い込みをしても成績が上がらないという人がいますが、それはそれまでに走っていないからであって、以前このコラムにも書いたとおり、ある程度計画的に勉強を進めていなければなりません。


そもそも、予定通りに進んでいれば追い込みを行う必要がありません。

よい点数を取る人の中には試験直前はほとんど勉強をしていないと言う人がいます。

それは、勉強をしていないのではなく、予定通りに勉強が進んだため、日程が余ったというだけの話なのです。


追い込みとは、勉強を計画通りに進めているが、少し遅れが出ている、それを何とかしたいという人が行って初めて効果が出ます。


中間テストまでまだ日程がある人は、もう一度、勉強の予定を見つめなおすといいかもしれません。


良い準備を行った人には、必ず良い結果が伴います。

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