コラム　補習

フューチャー学院では、欠席者や課題が終わらなかった生徒を対象に補習を実施しております。

補習は授業とは異なり各自のペースで進められるため、わからないところに関しても改めてゆっくり質問することができると思います。

さて、この補習ですが、補習は基本的にっ全学年同時に行っています。

全学年同時に行うことにはいくつかメリットがあります。

1，2年生が質問をしてきたとき、私が答える前にまずは同じ質問を上級生にするようにしています。

上級性は、その年に学習したことは復習をしても、1，2年生で学習したことの復習はおろそかになりがちです。

なぜかというと、わかっていると思い込んでいたり、今更低学年の復習などと馬鹿にするからです。

上級生に現状を理解してもらうには、自分がどういう状態にあるのかを理解してもらうことです。

それには、普段の授業より、日ごろ一緒にならない低学年の生徒の前で答えられない問題があることに気づかせることが一番だと思います。

そうすることによって、復習しなければならないことに気づくと思います。

同じように、上級生から質問に関しても、それが1，2年生で学習した内容なら私が答える前に同じ質問を1，2年生にしています。

そうすることにより、その単元の内容はいずれ使うということを理解させることができるからです。

また、上級生が答えられないものをこたえることができるということは本人にとって自信になると思います。

私は、授業も大切ですが、それ以上に補習が最も大切ではないかと思います。

学力向上のカギは、補習をどう活用するかです。